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緑内障の視野検査は何回もしないといけないの?

緑内障の治療を受けている方で、視野検査を定期的にしないといけないの?と思われた方がいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は“緑内障の視野検査”についてお伝えしたいと思います。

 

 

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緑内障は、視神経が障害されて視野が欠けていく病気です。

この病気は今のところ治ることが無く、症状が進まないように治療をするのですが、定期的に眼圧や視野の検査をして症状の進行を確認しながら治療方針を決めていきます。

 

定期的に行う検査の中でも、視野の検査は集中力が必要なことなどから、検査で疲れを感じる方もいらっしゃり、

「見えない部分が広がったら自分でわかるから、定期的に視野の検査をしなくても、自覚症状が出た時に確かめる程度で良いですか?」

「視野の検査は疲れるから、眼圧の検査だけにできませんか?」

「そもそも視野を調べないといけないの?」

などのご質問をいただくことがあります。

 

結論から申し上げますと、緑内障治療において視野の検査は欠かせません。

理由としては

・多くの緑内障はゆっくりと進行するため、視野の欠損が進行しても気づきづらい

・眼圧だけでは症状の進行具合が確認できない

・定期的に視野検査をすることで、病気の進行が把握できる

などです。

 

正確に病気の進行具合を把握することで、点眼を変更したり、レーザー治療や手術を検討したり、適切な治療を行うことができますので、緑内障治療において視野検査は欠かすことができないのです。

 

集中力が必要で疲れを感じたり、目が乾いて辛く感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、今ある見え方を守るためにも、定期的に視野検査を受けて病気が進んでいないか確認してもらいましょう。

 

当院は緑内障のレーザー治療(SLT)や、手術も行っており、点眼治療以外の治療法を検討することもできます。

忙しくて点眼を忘れることがある、点眼の種類が多く負担になっている、妊娠・授乳のために薬剤は使いたくないなど、点眼治療以外の治療法について検討したい方や、何か緑内障治療でお困りのことがある方はお気軽にご相談ください。